努力するキリギリス

夕刊フジ「ジェネレーションギャップ研究所」連載中。コラムニスト/プロデューサー吉見鉄也のブログです。

「映画」:王子スタジオ1

観劇日:2014年6月30日

 

1時間弱で終了

靴を脱いであがる劇場(というか稽古場)

普通の歩道に面した、部屋というかスペースで芝居は進む

演者は外からドアを通って出たり入ったり

道行く人がたまにドア越しに、不思議そうに覗き込んでいく

 

で、お客も、道行く人と同じくらい不思議な気持ちで観ていると思う

僕はそうだった

始まってすぐ、物語を解釈するという気持ちを捨てた

不思議な気持ちを優先させることを選んだ

 

昔からの知り合い名児耶ゆりが出演する舞台は最近外れがない

彼女の出る作品は「妙」なものが多い

それを実験的と呼ぶのか、アバンギャルドと呼ぶのかはわからないが

どこか妙である

 

本作品もまさにその通り

はっきり言って、どんな内容(ストーリー)から覚えていない

でも「濡れ煎餅」が美味しいことだけは

情報として残っている

 

このブログの読んでも、なんのことか全く不明だと思うが

書いてる本人が一番不明なのだから、許してほしい