努力するキリギリス

夕刊フジ「ジェネレーションギャップ研究所」連載中。コラムニスト/プロデューサー吉見鉄也のブログです。

服の値段

昔、上司に言われたことがある

スーツは年収の1%の値段が目安だと

年収が300万ならば3万円のスーツでOK

逆に1,500万ある人は15万円くらいのものを着なくてはいけない

ということだ

 

服はその人を表す大事な指標となる

というか

中身に会った外見にする必要があるのだと思う

あくまでも中身が先だ

自分をうまく伝えるツールが服だと思えば良い

まれに、服というツールを使わずに

中身を効果的に伝えることが出来る人がいるが

それは、本当にスペシャルな類まれなる人だと思う

凡人は服というツールに頼っておいた方が無難だ

 

で、このツールの値段が難しい

高ければ良いというわけじゃない

安い中身で高価な服は「バカ」にされる危険性もある

和服の世界は、特に厳しいそうだ

分相応という言葉があるが

服こそ、それが試されるのだ

 

まあ、周囲が気が付かなければそれで良いという考え方があるが

それは完全に周囲をコントロールできる

偉大な人のみに許されることではないだろうか