努力するキリギリス

夕刊フジ「ジェネレーションギャップ研究所」連載中。コラムニスト/プロデューサー吉見鉄也のブログです。

料理が出来ない

料理をしない

とうか、料理が出来ない

何をもって出来ないとするのか

そもそも「料理用語」が分からないという問題もある

料理を作る上での「機材」が足りないということもあるだろう

でも、突き詰めれば、包丁を使えないということなのかもしれない

 

切るだけならば出来ます、当然

ただ、それは切るというよりも

分断というか、切断というか

大きなものを小さくするという「切る」でしかない

 

だから、具材が全て切れていれば

あとは「加工」するだけというところからは

何となく行けるような気がする

だから、最近スーパーで売っている

洗わないでそのまま調理できるような

野菜炒めセットとかニラ&もやしセットを買って

適当な肉を入れて炒めることは出来るのだが

それじゃ、いつまでたっても進歩がない

 

僕は学校の家庭科で調理をちゃんと習っていない

多分、技術科のみだったのだろう

大工仕事と料理

どちらが生きていく上で大事か……

木材よりも玉ねぎをちゃんと切りたいと思う今日このごろ