努力するキリギリス

夕刊フジ「ジェネレーションギャップ研究所」連載中。コラムニスト/プロデューサー吉見鉄也のブログです。

写真を撮る

カメラマンの方の話を聞いた

約60分

自分の今の仕事に始まり

生い立ち、そして写真を生業にするにいたった理由

非常に面白かった

人の生き方は生きている年数とはあまり関係ないんだなと

思い知らされました……

 

その中で一番心に残った話ですが

写真=TAKE

つまり奪い取る、取ってくることなんだ

だから

GIVE=貢献

が必要であり、大切なのだ

 

基本的に写真を撮るということは

昔から「魂が抜かれる」とはよく言ったもので

抜き取る作業であるから

写真によってGIVE出来ることを考える

写真家は「傲慢」になりがちだ、と言ってました

なのでGIVEを考えた活動もされているようです

 

自分の活動を二面性をちゃんと把握しているか

ちょっと考えさせられました

善と悪

得と損

勝と負

全ての事象においてバランスを取ればよいのではなく

大きな視野から、自分の活動、行動を見ていかないと

恥ずかしい人間、小さな人間になってしまうんだな

年末に、良い話に出会えて幸せです

小林伸幸さんに感謝です