ホント久しぶりに、音楽で(純粋に)興奮
いや
この興奮、何だろう
音楽業界にいるので
色々な意味で
ライブを見て盛り上がることはあります
でも
なかなか純粋に
単純に聞いた音で心が揺さぶられることって
少ないというか
年を経るごとにほぼゼロに……
仕掛けとか戦略とかが気になったり
スタッフワークも含めたトータルなパッケージに感心したり
ファンの熱狂に感動したり
なんか、裏方目線なんですよね
その目線で興奮することはあるんですが……
が、しかし
さっき見たライブ
凄かったです
マレク・ヤナフスキ指揮
ベルリン放送交響楽団
ヴァイオリン:フランク・ペーター・ツィンマーマン
仕事の関係で招待を受けて見に行ったライブです
正直、アーティストに関する知識は皆無です
もちろん、演奏された楽曲
・ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ単調Op.47
全て初めて聞いた(と思う)楽曲です
でも、でも
興奮しました
最後の最後の盛り上がりには
何だろう
この音を聞いているだけの幸せというか
理解超えた興奮
ビジネスとは異次元の、解析不能な震え
本物が持つ力
あることを再認識しました
生音のパワーは
圧倒的でした
そして
音楽は不滅である
確信しました
もっともっと、音楽を聴こうと思った、素敵な夜でした