努力するキリギリス

夕刊フジ「ジェネレーションギャップ研究所」連載中。コラムニスト/プロデューサー吉見鉄也のブログです。

スピーチ

スピーチは短い方が良い

 

最初から、そのスピーチする人に対して

多大なる興味、好意、もしくは悪意を持っている場合は

話される内容に関係なく

スピーチに対する感想は決まっている

なので

この場合は、長くても短くても関係ない

どんな内容でも

自分の中で理屈をつけて

聴く前の印象に落とし込むだけだから

 

スピーチする人に対して

特段の興味が無い場合

これが一番多いケースだと思うのだが

どうせ、スピーチの内容なんて聴いていない

でしょ

まあ、聞いている振りで精一杯

 

この場合

大体の場面に於いて

早く終わってほしいという気持ちが最優先となる

となると

その気持ちに応えてくれた人は好印象

当たり前

 

ならば、短い方が良い

良くも、悪くも、興味なくても

短い方が好印象の確率は高い

 

「あの人のスピーチ、内容良かったね~」と言われることなんて

滅多にないはず

でも

「あの人のスピーチ、短くて、空気読んでて、気が利くよね~」ならば

ありそうでしょう

 

長すぎるよりも

短すぎる方が勝利だねww