努力するキリギリス

夕刊フジ「ジェネレーションギャップ研究所」連載中。コラムニスト/プロデューサー吉見鉄也のブログです。

食べ物の写真

なぜ

食べ物の写真

というか

正確には、今から自分が食べる物の写真を撮ってしまうのか?

そしてSNS上にアップしてしまうのか?

 

食品関係、飲食関係の人は別とすると

やっぱ、自慢なのかな~

こんなに美味しいものを食べる自分は

経済的にも恵まれているし

情報収集能力にも長けていることをアピール出来る

さらに

会食をしていることも情報として付加すれば

人間関係も豊かであるもPR出来る

 

これだけの自慢が簡単に出来るのは

食べ物ならでは、だろう

例えば洋服だと

異性には伝わりにくいかもしれない

趣味のモノだと一定のジャンルの人にしか届かない

なんて効率的な自慢なんだろうか

素晴らしい

 

もし、自慢じゃなく

そして仕事ではない場合

それは何だ…

 

ただ美味しいものの存在を人に知らしめたい

みんなに同じものを食べて

喜んでほしい

まあ、自慢か…

 

自分が食べたものを覚えていたい

この美味しかった記憶を

残していきたい

そんなわけ、ないか…

 

自慢と陰口は本能に近いから

しょうがないよね