生きるとは負け続けること、 死ぬとはもう負けぬこと
生きるとは負け続けること、死ぬとはもう負けぬこと
いや~、グッとくる一文だったので
思わずタイトルにしてしまいました
こういう文章に出会うのは
きっと理由があるに違いない
なぜ、今なのか
いや、深いぜ
勝つために
生きることを放棄する行為が
美化されることも多々あるかもしれない
でもね
それじゃ、いけない
ってこと
負け続けるか…
重いね~
この文章は
森博嗣「スカル・ブレーカ」から
設定は江戸時代、武士の時代
一人の剣士、ゼンの成長譚です
悪意を持った集団に突如襲われた
そして仲間が殺された
その場でゼンは悩む
当方に非は無い
何も悪いことをしていないの殺された
ひどい、ひどすぎる
無駄死にだ
これは戦うべきか
が、今、戦えば
もっと死者が出るかも
結果的には、もっと被害が拡大するかも…
ゼンは負けることを選んだ
頭を下げた
敵は去っていった
その後に出てくるセリフだ
全てを勝ち負けに置き換えることが
正しいとは思わないけど
生きるって大変だけど大事だな、と思いましたとさ