努力するキリギリス

夕刊フジ「ジェネレーションギャップ研究所」連載中。コラムニスト/プロデューサー吉見鉄也のブログです。

空気がきれいな方が暑い?

近江神宮に行った

そして東京に戻ってきた

そして、くだらないことを考えた

空気がきれいな方が

太陽のパワーを遮らないので

もしかしたら

暑いのでは…?

 

いや、空が青かった

目が痛いほど青かった

近江神宮の上に拡がる青の中に

これまた、純白というかなんとういうか

無に近い白色の雲がポカリ

この色はカメラでは畏れ多くて切り取ることが出来ないだろう

と絶望させるくらいのキレイな空だった

 

それがどうだろう

新幹線で戻ってきて品川の手前辺りで愕然とした

空が汚い

これは曇りではなく

空気が汚れているのだと直感した

ガラス越しだから、という問題ではない

確実に濁っている

なんか目が悪くなったうような気分の空だった

そして、大津の空は殺人的にキレイだったことを思い出した

 

暑さの質も違うような気がする

大津は

太陽が暑い

東京は

東京が暑い、いや「熱い」という漢字の方が良いのかもしれない

 

中国で

最近の大気汚染が

気温に影響しているな~んてデータ、あったら面白いのに