努力するキリギリス

夕刊フジ「ジェネレーションギャップ研究所」連載中。コラムニスト/プロデューサー吉見鉄也のブログです。

中華料理って最強

味の好みって

予想以上に個人差があることに気が付かされた

つい最近です

自分の美味しいものが

他人にとって非常にキビシイことがあるなんて…

思ってもみませんでした

ちなみに激辛とかゲテモノとかエスニックとか

そもそも好き嫌い格差がある

そういうジャンルでの出来事ではないですよ

味覚って、難しいですね

 

で、誰の好みにもあう味って?

一番「無難」な料理って何だろう?

って考えたとき

最強だなと思ったのが中華料理でした

高級本格派だろうが日本アレンジされた庶民派だろうが

中華料理ならば

絶対に妥協点は見いだせるはずです

 

この最強ポイントは何か

今日、昼、厨房を眺めながら思ったのは

やっぱ「炒めちゃう」パワーではないでしょうか

とにかく火を入れる

そして止めの「化学調味料」マジック

炒めるからこそ、この魔術が効くのではと思いました

 

ロンドンで困ったときには

中華料理屋に行きなさいというアドバイスを受けたことがあります

日本でも

困ったときは、たしかに、そうですね