努力するキリギリス

夕刊フジ「ジェネレーションギャップ研究所」連載中。コラムニスト/プロデューサー吉見鉄也のブログです。

文句は決してなくならない

とあるイベントに参加した

そのイベントに対して

賛否両論

ネットのレビューで記載されていた

 

イベントに参加した者として

書き込まれた改善要求は

実にもっともなことが多かった

でも、今回はどちらかといえば少数派だった

慣れた人たちからしてみれば

自分で解決しろよ、ってことかもしれない

事前に想定して対策を練れば

クリア可能なことだから

 

全く同じ事象に対しても

見る立場が違えば

賛にもなるし、否にもなる

100%クリアは無理だから

どの基準で考えるかだと思う

 

イベント側が

逆にお客さんの希望スペックを先に表明する

これが実は一番良いのかもしれない

代表的なやつが「一見さんお断り」でしょう

 

通常、お客さんにとって

マイナスに働く要素を先に公開しておくことは大事だ

ディズニーだって超混雑している日は

出来れば来ない方がいいって言ってるし

 

全員に対応すると思うから

逆に文句は増えるのだと思う

文句そのものを減らすことも大切だけど

文句を言うお客さんを「切る」のも大事かと