努力するキリギリス

夕刊フジ「ジェネレーションギャップ研究所」連載中。コラムニスト/プロデューサー吉見鉄也のブログです。

好きなことを仕事にするのは止めたほうが良いのか?

好きなことを仕事にする

 

問題が二つ

「好きなこと」とはどんなことを指して言うのか

自分が好きならば

他人にはそう見えていなくてもOKなのか

例えば月に一冊しか読まないのに読書好きとか

スタジアムに足を運ばないのに野球好きとか

どのラインを越えれば「好き」として認められるのか

そこがあやふやな時点で

この議論は、いまひとつ、意味がないのかも

 

そして「仕事」の意味は

本好きならば

本屋はOKなのかな

じゃ、出版社の経理はどうなの?

ま、何かしら関わっていたら、ここはOKとしましょうか

 

で、気を取り直して

好きなことを仕事にするのは止めたほうが良いのか?

多分、よくある意見は

本当に好きならば、やるべき

中途半端に好きならば、趣味のままの方がいいんじゃない

的な

う~む、何とも言えませんね

 

でも、逆は明確に言えると思います

嫌いなことを仕事にするのは止めた方がいいです

お金のためでも

止めるべき、絶対に

失うものの大きさに気が付いた時は

遅いです、本当に