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努力するキリギリス

夕刊フジ「ジェネレーションギャップ研究所」連載中。コラムニスト/プロデューサー吉見鉄也のブログです。

アンハッピーエンド

舞台、芝居が好きです

年間50本くらいはみます

この前も知り合いが主役を演じる舞台を観てきました

 

予想外のアンハッピーエンドでした

不幸、というよりも

救いようがない感じかな

結局、幸せになるのも不幸になるのも

自分次第だってことを

最後の最後で突き付けられた感じ…

後味悪いのですが

あとから効いてくる良い味でした

 

僕は芝居に関しては

圧倒的にアンハッピーエンドが「好物」です

小説や映画と違って

生身の人間が演じる舞台において

ハッピーエンドは

なんか、しっくりこないんです

今、そこに生きているだけで幸せである人間が

更にハッピーを見せつけられても

ねえ

 

シェイクスピアでも

やはり悲劇の方が有名ですよね

なぜ、人は、わざわざ

自ら進んで

悲しい気持ちになりたいのでしょうか

 

舞台の上の不幸、悲しみに比べれば

今の自分の現実の方が

よっぽどマシだと思って元気になる、ってことですかね

人の不幸は蜜の味、とはよく言ったもので

結局、僕も、本質は、そういうことなのでしょう