努力するキリギリス

夕刊フジ「ジェネレーションギャップ研究所」連載中。コラムニスト/プロデューサー吉見鉄也のブログです。

混んでる電車とは

テレビで

混んでいる電車に

ベビーカーを折り畳まないで乗るのは

有りか無しか

みたいな話をしていた

 

そこで

全くこのテーマの本質とは離れていることが

とても気になった

 

混んでる電車ってなんだろう

どのくらいが混んでる電車なんだろう

それって

人によって認識が全く違うのではないだろうか

 

朝の東京の東西線小田急線の混んでる

そんな電車に

ベビーカーが乗れるわけない

畳んでも無理だ

というか、そんな電車に子供を乗せちゃ危険です

 

どんな状況にせよ

ベビーカーを折り畳まないで乗れる時点で

その電車は

混んでいるとは

言えないのではないだろうか

 

がしかし

子供と一緒にいる側から考えると

多分

ちょっと人に当たってしまうくらいの状況でも

混んでいると思えるのかもしれない

 

かといって

混んでいる状態を

乗車率150%と定義しますと言われたところで

鉄道業界の人以外は

理解できないでしょう、きっと

 

世の中で語られている話って

ほとんどが

適当な理解の上で展開しているんだな

と思いました