努力するキリギリス

夕刊フジ「ジェネレーションギャップ研究所」連載中。コラムニスト/プロデューサー吉見鉄也のブログです。

電子がない時代のメリット

僕が最初に会社に入ったころ

まだ携帯電話が普及していないタイミングでは

 

営業で外出した時は

時々、営業所に電話をかける

もちろん公衆電話から

営業所には

伝言ノートがあって

そのノートには社員全員のページがある

そして、電話をとった人が

自分のところのメモを読んでくれる

その内容に外で対応できる場合は自分で対応するし

できない場合は

社内にいる人にお願いしたり

今はすぐに対応できない旨を相手に伝える

 

社内で電話を取った時に

担当者が不在の時は

要件を聞いて

伝言ノートのその人のページに必ず記入する

 

このシステムの良いところ(悪いところでもあるが)は

伝言ノートを見ると

社内で何が起こっているか

把握できることだろう

他人のトラブルを

なんとなく感じることが出来る

情報共有がなされているってことですから

また電話に出れば

社内事情にも詳しくなれるのがお得

 

要は

個人ではなくて

部署全体で有機的に連携して仕事をしていたわけですね

これ

今導入したら、受けるんじゃないかな?