「喇叭道中音栗毛」:すみだパークスタジオ
僕が追いかけている劇団のひとつである
「劇団鹿殺し」のスピンオフ劇団
「楽団鹿殺し」の処女公演
現在、座長の葉山チョビがカナダに留学中のため
本体(劇団)は1年間のお休み中
その隙に(笑)、今までは舞台をサポートしていた楽団が主役に浮上したのです
1970年頃のお話し
新宿のジャズ喫茶から伊勢まで
楽団が旅をするという文字面では全く意味不明なストーリーですが
鹿殺しがパワーをねじ込んで演じると
ウキウキと切なさが入り混じる独自の世界観が一気に拡がり
まあ、細かいことはよくなってくるから不思議
フーテンな人たちが喇叭を吹きながら歩いている様に
勇気づけられること間違いなしです
今回はチョビさんが居ないので
強烈なプッシュがなかったのですが
客演の伊藤ヨタロウの強烈な「プル」が利いてました
舞台上、そこだけ沈んでいる感じ
いつの間にか、そこに吸い込まれていく
良かったです
それにしても、早く新生・鹿殺し、観たいっす